2013年1月18日金曜日

伊藤英子と夢の未来設計 ~Episode 4 ・・・伊藤英子との出会い・・・~



同じクラスに転校してきた伊藤英子。
俺が住むマンションに引っ越してきて、席も隣同士。一人で運命だと勘違いしている。
学校へも一緒に通学してクラスでも隣同士で俺は今本当に幸せだ。
多分きっとこれが【恋】というものだろう。
俺は、この生活が本当に楽しくて、最近では授業中寝ることもなくノートにしっかりメモもしている。周りからはどうしたの?と、とても不思議がられる。って無理ないか。
今日は、国語の教科書を俺が家に忘れてきて焦ってたら、何もゆわずに隣に座っていた伊藤さんが、『教科書ないの?ないなら一緒にみよ!』って机を俺の方に近づけてきた。
こういう気が利くところやばい。ますます好きになる(笑)
その日の帰りも一人で帰ろうとしたら、後ろから伊藤さんがきて、一緒に帰ろう?とお誘いが。いやーこんな日々が続くと平然を装ってもいつばれるんだろう?ってハラハラドキドキだよね。バレたとき冷やかされるのだけは本当に避けたい。
自宅に帰って俺は宿題をせずに伊藤さんのことばっかり考えててたら、ピンポーンとチャイムが鳴った。どうせ母親の友達だろうと思ったら。伊藤さんだった。

伊藤さんの母親が学校への行き方とか教えてもらってるし、手土産でももっていきなさいってゆわれたみたいで、ラスクをもらった。
それから母は、伊藤さんのことを気に入ったのか頻繁にウチに呼ぶようになった。伊藤さんも母親のことを気に入ってくれたのかよく遊びにくるようになった。
俺もそのおかげで前よりも伊藤さんと仲良くなったと思う。

そろそろ伊藤さんじゃなくて下の名前で呼びたいな…
なんて俺の未来設計(笑)