2012年12月19日水曜日

伊藤英子と夢の未来設計 ~Episode 2 ・・・伊藤英子との出会い・・・~



俺は相変わらず毎朝遅刻との戦い。本当に朝は苦手。母親にたたき起こされてもまだ寝ているほど朝起きるのが苦手だ。
だけどもうすぐ冬休みだから俺は浮かれていた。
そして先週転校してきた伊藤英子さん。まだ挨拶しかしたことがないけど、笑った時にできるえくぼがとにかく可愛くて俺は気がつくと伊藤さんばかりみていた。
そのせいか目があうと気まずくて俺はすぐ目をそらしていた。

俺はバスケットボール部に所属しているんだけど、その日は観たいテレビがあったから、体調が悪いと言う理由で部活をサボった。
自転車をこいで自宅のマンションにとめたら、同じクラスの伊藤さんが歩いていた。
あまりにびっくりして話かけたことがなかったけど、思わず話かけてみた。

『私ここのマンションに引っ越してきたの。え?同じマンション?凄い偶然だね!私近道とかわかんないし、慣れるまで朝一緒にいかない?』

えぇぇぇぇぇー(゚д゚)!?

一瞬夢かと思った。だけど夢じゃなくて本当にびっくりした。しかも階まで一緒。
これが運命ってやつか?って一人で浮かれていた。
こんなことって本当にあるんだな。部屋に帰ってから俺はずっとニヤニヤしてた。
なんか恋したかもしれない。一目惚れってやつかな?これまでこんな経験なかったからわかんないんだけど、心臓がばくばくゆってた。

次の日俺は伊藤さんと一緒に通学するのが楽しみすぎて6時に目が覚めた!
家族全員びっくり!!って当たり前か。俺がこんなに早起きすることないし…。

よし、ご飯食べたら自転車置き場で伊藤さんくるの待ってよう!!